数年ぶりの復帰でいきなり優勝。Robert Shuptrine、WSOPCタルサ・メインイベントで142,758ドルを獲得

緑のフェルトの上に置かれた車のキーとカジノチップ。Robert ShuptrineのWSOPCタルサ・メインイベント優勝(142,758ドル)を伝えるカバー画像

オクラホマ州タルサ — ここ数年はポーカーから少し距離を置いており、直近の記録に残る入賞も約3年前だった。そんな彼を動かしたのは、13歳の息子の一言だった。

中古車の卸売業者Robert Shuptrineは、タルサのハードロックホテルで開催されたワールドシリーズ・オブ・ポーカー・サーキット(WSOPC)メインイベントに復帰早々で優勝し、賞金142,758ドルを手にした。

なぜ長い間テーブルを離れていたのか。答えはシンプルだった。「子どもですよ。生活。家族。いろいろ整理して、自分の気持ちをちゃんとした方向に向けたかった。でも今は戻ってきた」

息子が成長したことが、復帰の決め手になった。「13歳になって、自分の考えを持つようになった。あいつが『行ってこいよ』って言うから、行ったんです」とShuptrineは話した。

復帰のタイミングは、数字でみると余計に際立つ。直近で記録が残る入賞は、約3年前のWSOP1,500ドルBadugiイベント。それ以前のタルサでの成績といえば、2019年に同じHard Rockで行われたWSOPCメインイベントで44位に入り、4,190ドルを獲得したのが最後だった。

復帰初戦から手を緩めず

ブランクを感じさせるプレーは一切なかった。Shuptrineはシリーズ開幕のポット・リミット・オマハイベントでいきなり14位に入賞。続くメインイベントのDay 1bを終えた時点では、残り55人中11番目のチップ枚数でまとめた。

Day 2に入るとさらに勢いが増した。ファイナルテーブルではWilliam Rowletteとのハンドでダブルアップを決め、一気にチップリードを奪取。その後も3人を立て続けに脱落させ、4人が残った時点でその日のプレーは終了となった。

中古車ディーラーはポーカーと同じ賭けをしている

大きなベット、大きなレイズ、大きなコール。そのスタイルはどこから来るのか。Shuptrineは迷わず本業を挙げた。

「ギャンブルですよ、全部!うちは週に100台くらい車を卸しています。車を買うのはギャンブル。別の場所に持っていけばもっと高く売れるかもと賭けているわけです。全部ギャンブル。いつも何でもギャンブルに例えて話してる。形が違うだけで」

その発想はテーブルでもそのまま機能した。ファイナルテーブルではJohn Reynolds、Christy Cranford、Christopher Stewartの3人を約2時間で立て続けに脱落させ、最初のブレイクタイムが来る前には優勝を決めていた。

来月はフロリダへ。もともと決まっていた話

優勝後に語った目標は、肩の力が抜けていた。

「お金を稼ぐこと。それだけです」

来月はフロリダへ遠征し、別のシリーズに参加する予定だという。ただ、このプランはタルサの結果とは関係なく、もともと組んでいたものだった。

「今回の優勝より前から決めてたんですよ」と、彼は笑いながら話した。