テキサス州ラウンドロックにある「The Lodge Card Club」が、先週のテキサス州酒類飲料委員会(TABC)による捜査を受け、銀行口座を凍結されたまま、営業再開の見通しが立っていない。チップの換金も賞金の支払いも止まった状態で、複数のプレイヤーへの未払いが生じている。
クラブは日曜日にXへ投稿し、TABCは今回の捜査で誰も逮捕しておらず、経営陣やオーナーへの訴追もまだ行われていないことを明らかにした。ただし資産が凍結されている以上、チップの払い戻しも滞留している賞金の支払いも現時点では対応できないとしている。
今回の影響で最も注目を集めているのが、オレゴン州出身のWayne Harmonだ。捜査の前日、バイイン$1,700のLodge Championship Seriesメインイベントで優勝し、約$204,000の賞金を手にしたが、受け取りが小切手や電信送金だった場合、全額がいまだ未払いとなっている可能性がある。
クラブは声明の中でこう述べた。「詳細な情報をお伝えしたいのはやまやまですが、当クラブの法務チームが当局から追加情報を得ようと最大限の努力を尽くしたにもかかわらず、現時点で入手できた情報はごくわずかです。そのため、現段階では詳しいご説明ができません。」
また経営陣は「懸念事項が解消されるよう、全面的に捜査に協力している」とも付け加えた。
Doug Polk、違法行為を全面否定 プレイヤーへの返金を個人保証
クラブの共同オーナーであるDoug Polkは月曜日の朝、声明を発表。マネーロンダリングへの関与を完全否定し、The Lodgeに関係する人物が不法行為に加担していたという認識もないと明言した。WSOPブレスレット3冠の実績を持つPolkは、被害を受けたプレイヤーが最終的に補償されることを個人として保証するとも表明した。
「該当するメンバーには必ず補償されるようにします」とPolkは語った。
また今回の捜査については「魔女狩り(witch hunt)」と公言している。
今回の捜査にはTABC以外にも、ウィリアムソン郡保安官事務所と米国内国歳入庁(IRS)が加わっていた。テキサス州には商業カジノも州のギャンブル規制機関も存在しないため、TABCはギャンブルそのものを管轄しないが、酒類販売ライセンスを持つ施設での犯罪が疑われる場合に介入するケースが多い。当局が当初示した捜査の名目はマネーロンダリング捜査だった。州内の他のポーカールームで同様の捜査が行われたという報告はなく、The Lodgeのサンアントニオ店は現在も通常通り営業している。
約200人のスタッフの雇用にも影
クラブの声明では、最悪の場合、完全閉鎖の可能性もあることが示唆された。経営陣は、休業が長引けば約200人のスタッフだけでなく、クラブを頼りとするベンダーやパートナー、地域コミュニティにまで打撃が広がると警告した。
「休業期間が延びれば延びるほど、影響は大きくなる。それは明らかです」とクラブはXに投稿した。
The Lodgeは事態の早期解決を望んでいるとしながらも、捜査のペースは自分たちでコントロールできないと認めている。
「今回の混乱に怒りと焦りを感じていますが、当局と建設的に協力し、一刻も早く再開できるよう全力を尽くします。今の私たちにできるのは、新たな情報が入り次第、速やかにお伝えすることをお約束することだけです」とクラブは述べた。








