正しく理解するのは難しくない。ただ、数字を信頼する前に、なぜその数字が存在するのかを知る必要がある。
定義から始める
バンクロールは「失ってもいい金」ではない。ポーカー専用の資金であり、ゼロになっても生活に影響してはいけない。
生活費や貯金は別の資金プールに分離する。これをLife Rollと呼ぶ人もいる。重要なのは完全な分離だ。
生活に紐づいた金でプレイすると、判断は知らないうちに歪む。
ライブキャッシュ
有利なライブ環境と適切なテーブルセレクションがあれば、低ステークスで15bb/100以上が出ることもある。
そのためライブでは20〜30バイインが長年の標準となっている。
20が最低ライン、30がより安全。
オンラインキャッシュ
オンラインでは標準偏差が100ハンドあたり70〜100BB前後になり、スウィングは深い。
5bb/100の勝者でも10〜15バイインの下振れは通常の範囲内。
そのため50〜100バイインが推奨される。
サンプル数
50,000ハンドではノイズが大きく、真の勝率を判断するには不十分な場合が多い。
目安は100,000ハンド。ライブでは300時間。
ダウンスイング
200時間のライブでの負けは、必ずしも問題を意味しない。勝ちプレイヤーでも起こり得ることで、十分なサンプルでは通常のバリアンスの範囲に収まることがある。
バンクロールはバリアンスを消すものではない。
ゲームから退場させないための仕組みだ。
スキルが上限を決める。
バンクロール管理が、そこに到達するまで生き残れるかを決める。